書籍・記事
Books and Articles

和書

テレビ版 名探偵ポワロ

 ピーター・ヘイニング著、岩井田雅行・緒方桂子訳、求龍堂、1998年。イギリスで出版された Agatha Christie's Poirot の解説本である Agatha Christie's Poirot: A Celebration of the Great Detective の日本語訳で、キャストやスタッフへのインタビューを交えたドラマの裏側の紹介のほか、 Agatha Christie's Poirot 以外の映像化作品・オーディオドラマにも触れている。巻末には日本語版も含めた「もの言えぬ証人」までの放映日時・あらすじ・スタッフ・キャストなどのデータも収録。

アガサ・クリスティー 生誕100年記念ブック

 アガサ・クリスティー他著、深町眞理子他訳、早川書房、1990年。アガサ・クリスティーの生誕100年を記念して出版された本の日本語訳。ドラマを主に扱った本ではないが、いくつかのページで Agatha Christie's Poirot に触れており、デビッド・スーシェやポーリーン・モランの写真も載っている。

ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)

 アガサ・クリスティー著、田村隆一訳、クリスティー文庫(早川書房)、2004年。改訂版は田村義進訳、2011年。「ゴルフ場殺人事件」の原作邦訳。巻末の解説として、ポワロの吹替を務める熊倉一雄さんへのインタビュー録「ポアロとわたし」を収録。ポワロの声を演じるにあたっての苦労などが語られている。しかし、インタビューは2003年におこなわれたと思われるにもかかわらず、2002年の元日に放送された「メソポタミア殺人事件」のアテレコをしたばかりと語っているのは時期が合わない。また、本文に合わせたのか、インタビュー中の Poirot のカタカナ表記は「ポアロ」で統一され、エピソードの邦題も「名探偵ポワロ」とは一致していない。

雲をつかむ死(クリスティー文庫)

 アガサ・クリスティー著、加島祥造訳、クリスティー文庫(早川書房)、2004年。「雲をつかむ死」の原作邦訳。巻末の解説として、作家の紀田順一郎さんが「雲をつかむ死」のドラマも参考にしながら、作中の旅客機のモデルとなった機種を考察している。結論としては「一応DC‐3にきまり」とされているが、当時インペリアル・エアウェイズがロンドン・パリ間で運行していた機種は〈アームストロング・ホイットワース アーゴシー〉および〈ハンドレページ H.P.45〉であって、実際に作中でモデルにされたのはその後者と見られる。

アガサ・クリスティー99の謎

 早川書房編集部編、クリスティー文庫(早川書房)、2004年。クリスティーに関する雑学を99問のクイズ形式でまとめたクリスティー文庫の99冊目。「名探偵ポワロ」に直接関係した記述や写真があるのは、30、31、33、34、37、42、(62)、79、89の各設問。

アガサ・クリスティー百科事典

 数藤康雄編、クリスティー文庫(早川書房)、2004年。1990年に早川書房から刊行された『新版 アガサ・クリスティー読本』の事典部分を増補・修正してまとめたクリスティー文庫の100冊目。「名探偵ポワロ」及び Agatha Christie's Poirot は映像化作品一覧の中で「名探偵エルキュール・ポワロ」として一括して扱われており、原題、邦題、放送年のほか、長篇のみ監督、脚本、主要キャストが載っている。ただし、原題と邦題に複数の誤記あり。

英国ミステリ道中ひざくりげ

 若竹七海・小山正著、光文社、2002年。作家若竹七海さんと〈執事〉の小山正さんによる「〈英国ミステリの舞台を歩く〉という趣旨の旅エッセイ集」で、ミステリマガジンに掲載された原稿に加筆修正、書き下ろしを加えてまとめたもの。よって、ドラマ「名探偵ポワロ」に焦点をしぼった本ではないが、その訪問先にはフローリン・コートをはじめとした「名探偵ポワロ」ゆかりの地も含まれている。ただし、本書中で「ボンド街」と書かれている「ベールをかけた女」冒頭の撮影地は、実際にはその隣のバーリントン・アーケードで、「盗まれたロイヤル・ルビー」で見られるロイヤル・アーケード入り口があるのがオールド・ボンド・ストリートである。

ポアロ 小さな灰色の脳細胞

 後藤稔著、書肆侃侃房、2008年。ポワロ個人に焦点を当ててその人物像を分析した一冊。第二部の「ドラマのポアロも魅力たっぷり」では、「名探偵ポワロ」の「満潮に乗って」までの57作品について、見どころ、主なストーリー、原作との相違点、の3項立てで紹介。DVDのパッケージなどで使用されている写真も、権利元から許諾を受けて多数掲載している。

アガサ・クリスティを訪ねる旅 鉄道とバスで回る英国ミステリの舞台

 平井杏子著、大修館書店、2010年。クリスティーゆかりの地や、小説の舞台となった土地を文章と写真で紹介する一冊。ドラマよりも原作に寄った内容だが、訪ねた土地がロケ地になっていた場合など、ドラマ関係の内容もちょっとした縁を丁寧にすくい上げて紹介している。加えて、文中では特に触れられていないが、171ページに写真が掲載されているアルバート橋は「コックを捜せ」「黄色いアイリス」に登場し、また189ページの「コッツウォルズの美しい村」として紹介されている村の写真は、「アクロイド殺人事件」に登場するカースル・クームのものである。また、グリーンウェイ・ハウスとペイントン・アンド・ダートマス・スティーム・レイルウェイは、本書刊行後に制作された「死者のあやまち」にも登場する。ただし、 Agatha Christie's Poirot の放送局は BBC ではなく ITV である。

アガサ・クリスティ大事典

 マッシュー・ブンスン著、笹田裕子/ロジャー・プライア訳、柊風社、2010年。アガサ・クリスティーの著作、作中登場人物、映像化・舞台化作品について網羅的にまとめた事典 The Complete Christie: An Agatha Christie Encyclopedia の日本語訳。 Agatha Christie's Poirot に関しては、ドラマシリーズ「名探偵ポワロ」として項立てされているほか、原著刊行時に放送済みだった第7シリーズまでの各エピソードについては個別に項立てされて、監督、主要登場人物とその演者、寸評がまとめられている(第8~12シリーズのエピソードについては、日本語版補遺として原題と邦題、イギリスでの放送年月などのリストを掲載)。また、俳優としてデビッド・スーシェの項があるほか、代表的な登場人物の項では Agatha Christie's Poirot を含むドラマや映画の写真も掲載されている。ただし、翻訳書ということもあり、日本の「名探偵ポワロ」独自の要素については、邦題が準拠している程度。なお、訳者あとがきで『アガサ・クリスティー百科事典』を参考にしている旨の記述があり、同書に準じた邦題の誤りがある。

映画で読むアガサ・クリスティー

 北島明弘著、SCREEN新書(近代映画社)、2010年。アガサ・クリスティーの映像化・舞台化作品を横断的に概観して紹介する一冊で、タイトルには「映画で読む」とあるがテレビドラマや演劇についてもまとめられており、「名探偵ポワロ」についても「『名探偵ポワロ』シリーズ」として紹介されている。ただし、原題と邦題のリスト(第12シリーズまでで、第12シリーズは原題のみ)には複数の誤記があり、やはり『アガサ・クリスティー百科事典』に依拠していると見られる。それはおいても、ヘイスティングスを演じているのは、断じてヒュー・フレミングなどという人ではないのです。

『名探偵ポワロ』が出会った「働く人たち」ガイド ~執事・メイドからホテルスタッフ、ウェイトレスまで~ 上巻

 久我真樹著、SPQR、2017年。使用人研究で知られる久我真樹さんによる同人誌。「エジプト墳墓のなぞ」までの34作品と「オリエント急行の殺人」の計35作品について、作品内に登場する使用人の情報を詳細にまとめた一冊。梅野隆児 (umegrafix) さんによる、使用人を中心としたイラストも多数。

僕らを育てた声 熊倉一雄編

 熊倉一雄著、アンド・ナウの会、2018年。サブカルチャー評論家の唐沢俊一さんと高倉一般さんが聞き手となっておこなわれた、熊倉一雄さんへのインタビューを収録した同人誌。演劇を始めたきっかけや、若い頃の紆余曲折、テレビや映画への出演などが広く話題になっており、「名探偵ポワロ」については、ポワロのキャラクター作りやその難しさについて語られている。

『名探偵ポワロ』が出会った「働く人たち」ガイド ~執事・メイドからホテルスタッフ、ウェイトレスまで~ 下巻

 久我真樹著、SPQR、2018年。2017年に刊行された上巻につづき、英国放送順で「負け犬」以降の35作品(上巻で先行して扱われた「オリエント急行の殺人」を除く)について、作品内に登場する使用人の情報を詳細にまとめた一冊。加えて、ポワロ作品全体における家事使用人や屋敷などに関する考察を収録。上巻と比べて、原作への言及も増量。

『名探偵ポワロ』完全ガイド

 久我真樹著、星海社新書(星海社)、2020年。ドラマ「名探偵ポワロ」について、全70話個別の原作小説や登場人物、あらすじの紹介と、見どころなどのガイドに加え、作中の家事使用人や犯行、ポワロの探偵像などをエピソード横断に論じたコラムを収録した一冊。巻末には主要登場人物や事件の概要を一覧できるリストも掲載。なお、版は同じでも刷によって内容が細かく改訂されている。

ポワロと私 デビッド・スーシェ自伝

 デビッド・スーシェとジェフリー・ワンセル著、高尾菜つこ訳、原書房刊、2022年。ポワロを演じたデビッド・スーシェが、最終シリーズ終了後に上梓した自伝 Poirot and Me の邦訳。ポワロとともに歩んできたスーシェの俳優人生がたどられており、 Agatha Christie's Poirot の各エピソードについては、その多くに関して個別に言及がなされている。加えて、原著の事実誤認と見られる記述にも修正や訳註が加えられている……のだけれど、それでもまだ誤認と見られる記述がちょこちょこ残っていることに要注意。巻末には、ポワロを演じるにあたってスーシェが書き出したというポワロの特徴93項目を列挙した「ポワロの特徴リスト」のほか、ミステリー&映画研究家の小山正さんによる解説および訳者あとがきも収録。

洋書

Agatha Christie: Murder in Four Acts

 Peter Haining 著、 Virgin Books 社刊、1990年。クリスティー作品のメディアミックスについて横断的にまとめた一冊。前半は舞台、映画、ラジオ、テレビのメディアごと、後半はポワロ、ミス・マープル、トミーとタペンスの探偵役ごとに章立てされており、 Agatha Christie's Poirot はポワロの章で紹介されている。なお、題名にある Murder in Four Acts とは、「三幕の殺人」の原作米題であった Murder in Three Acts のもじり。

Agatha Christie's Poirot: A Celebration of the Great Detective

 Peter Haining 著、 Boxtree Limited 社刊、1995年。前掲の書籍『テレビ版 名探偵ポワロ』の原書。ペーパーバック版もあり。

The British Television Location Guide (2011)

 Steve Clark and Shoba Vazirani 著、 Splendid Books 社刊、2011年。イギリスのテレビドラマのロケ地を多数紹介した本の2011年版。 Agatha Christie's Poirot については2ページが割かれ、「マギンティ夫人は死んだ」「オリエント急行の殺人」のロケ地が詳しく紹介されているほか、「オリエント急行の殺人」については撮影現場の写真も2枚掲載されている。また、ポワロが住むホワイトヘイブン・マンションや、「複数の時計」「ハロウィーン・パーティー」「なぞの遺言書」などのロケ地への言及もある。 Agatha Christie's Poirot 以外で紹介されているドラマは、ジェラルディン・マクイーワンおよびジュリア・マッケンジー主演の Agatha Christie: Miss Marple (ミス・マープル) のほか、 Sherlock (シャーロック), Midsomer Murders (バーナビー警部), Inspector Morse (主任警部モース), Lewis (ルイス警部), Downton Abbey (ダウントン・アビー), Doctor Who (ドクター・フー) など。なお、1993年版および2008年版には Agatha Christie's Poirot の情報は掲載されていない。

The British Television Location Guide (2013)

 Steve Clark and Shoba Vazirani 著、 Splendid Books 社刊、2013年。同名の2011年版の内容を増補した2013年版。 Agatha Christie's Poirot については、2011年版の内容に加え、最終シリーズ5作品のロケ地への言及が追記されている。追加されたドラマシリーズとしては Endeavour (刑事モース) など。

Poirot and Me

 David Suchet and Geoffrey Wansell 著、 headline 社刊、2013年。前掲の書籍『ポワロと私 デビッド・スーシェ自伝』の原書。『ポワロと私』と比べて写真やそのコメントの量が多いほか、ポワロの特徴93項目を列挙したリストはスーシェ直筆のメモを複写した形で収録。ただし、2014年に刊行されたペーパーバック版では写真がすべてモノクロになっている上に数もすくなく、またポワロの特徴リストも割愛されている。英 Amazon ではスーシェ本人による朗読が配信されている。

Agatha Christie on Screen

 Mark Aldridge 著、 Palgrave Macmillan 社刊、2016年。アガサ・クリスティー作品の映像化について網羅的にまとめた研究書で、欧米での例のみならず、日本で翻案されたドラマや映画、そしてアニメ「アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル」まで紹介されている。 Agatha Christie's Poirot に関しては章を一つ割いて縦断的に言及されており、クリスティーの孫でアガサ・クリスティー・リミテッド会長のマシュー・プリチャードにも独自の取材をおこなっている。研究書らしく、参考資料への参照も豊富。

The Films of Hercule Poirot

 Scott Palmer 著、 Cypress Hills Press 社刊、2016年(?)。ポワロの登場する映像作品を横断的に紹介する一冊で、野村萬斎さん主演の日本のドラマ「オリエント急行殺人事件」も収録されている。 Agatha Christie's Poirot については「カーテン ~ポワロ最後の事件~」までの全70作品を個別に紹介しており、エピソードごとに顔写真付きのキャスト一覧やあらすじ、多数のスクリーンショットなどを掲載。なお、本書は同著者によるシリーズのひとつで、クリスティー作品に関するものとしてはほかに The Films of Miss Marple, Agatha Christie's Ten Little Indians on Film & TV, The Other Films of Agatha Christie が刊行されている。

Behind the Lens: My Life

 David Suchet 著、 Constable 社刊、2019年。ポワロを演じたデビッド・スーシェが、趣味で撮影してきた写真とともに自らの家族や人生を振り返る自伝。 Agatha Christie's Poirot についても Poirot: refrections という章をひとつ割いて語られており、ヒュー・フレイザーら共演者の写真のほか、「ナイルに死す」の撮影現場やポワロの身のまわり品の写真なども掲載。

Agatha Christie's Poirot: The Greatest Detective in the World

 Mark Aldridge 著、 HarperCollinsPublishers 社刊、2020年。 Agatha Christie on Screen の著者による、ポワロを主人公とする作品について、クリスティーの小説から舞台・ラジオ・映像作品などの翻案まで網羅的に言及した研究書。 Agatha Christie's Poirot については、第1~6シリーズ、第7・8シリーズ、第9~13シリーズと3節に分けて論述されており、第8シリーズまでのプロデューサーであるブライアン・イーストマンにも新たなインタビューをおこなって、その制作過程での試行錯誤の経緯などが描出されている。序文を寄せているのは、「死との約束」にレナード・ボイントン役で出演し、「鳩のなかの猫」「ハロウィーン・パーティー」「ビッグ・フォー」の脚本も手がけたマーク・ゲイティス。

雑誌記事

ミステリマガジン No. 534 2000年9月号

 早川書房、2000年。特集「クリスティー・デビュー80周年」の中で、ポワロ役のデビッド・スーシェが来日した際のインタビュー録「ポワロらしさの秘密」を掲載。ただし、インタビュー自体は、ミステリチャンネルで放送され、ハピネット・ピクチャーズの DVD や BD のボックス特典にも収録された、「ポワロと私」のものと同一。

ミステリマガジン No. 696 2014年2月号

 早川書房、2013年。翻訳家の松下祥子さんによる連載「ミステリヴォイスUK」の第74回「ポアロ閉幕」において、「カーテン ~ポワロ最後の事件~」「さよならポワロ! ~世界が愛した名探偵・25年の軌跡~」がイギリスで放送された際のことがレポートされている。それによれば、「カーテン ~ポワロ最後の事件~」冒頭で、「このドラマには一部の視聴者が心を痛めるかもしれない映像が含まれています」との警告が表示された由。

NHK ウィークリーステラ 2014年9月12日号

 NHK サービスセンター、2014年。NHK BS プレミアムでの「名探偵ポワロ ファイナルシーズン」放送を受けて、4ページの特集記事を掲載。内訳は、番組や原作者クリスティーの紹介が2ページ、「さよならポワロ! ~世界が愛した名探偵・25年の軌跡~」から書き起こされた、ポワロ役デビッド・スーシェのメッセージが1ページ、ポワロの吹替を務めた熊倉一雄さんへのインタビューが1ページ。

大人のデジタルTVナビ 2014年10月号

 産経新聞出版、2014年。 NHK BS プレミアムで放送された「名探偵ポワロ ファイナルシーズン」と AXN ミステリーで特集された「アガサ・クリスティーの人生で振返る『名探偵ポワロ』」の紹介記事(3/4ページ)内で熊倉一雄さんへのインタビューを掲載。

月刊スカパー! 2014年9月号

 ぴあ、2014年。AXN ミステリーで特集された「アガサ・クリスティーの人生とともに辿る『名探偵ポワロ』」の紹介記事(1/3ページ)内で熊倉一雄さんへのインタビューを掲載。

スカパー!TVガイドプレミアム 2014年9月号

 東京ニュース通信社、2014年。AXN ミステリーで特集された「アガサ・クリスティーの人生とともに辿る『名探偵ポワロ』」の紹介記事(1/2ページ)内で熊倉一雄さんへのインタビューを掲載。

ミステリマガジン No. 705 2014年11月号

 早川書房、2014年。特集「さようなら、こんにちはポアロ」掲載号。「名探偵ポワロ」に直接関係する記事としては、ポワロの吹替を務めた熊倉一雄さんへのインタビュー録「熊倉一雄インタヴュー」、若竹七海さんによるエッセイ「ドラマ版ポワロからベスト3を選べって、あんた……」、小山正さんによる、デビッド・スーシェの自伝 Poirot and Me を読んでの「ポアロを演じるということ~回想録『ポアロとわたし』を読みながら~」など。ほかには、クリスティー財団公認の新作『モノグラム殺人事件』の冒頭邦訳、「死者のあやまち」の原型となった中篇「グリーンショアの阿房宮」の邦訳、著名人のコメントつき「マイ・ベスト・ポアロ・アンケート」、アガサ・クリスティー・ファンクラブ会長の数藤康雄さんによる「グリーンウェイ・ハウス再訪からポアロの死を考える」などを掲載。

ミステリマガジン No. 714 2016年1月号

 早川書房、2015年。「ドラマ『名探偵ポワロ』声優陣インタヴュー」掲載号。熊倉一雄さんへの単独インタビューと、安原義人さん・坂口芳貞さん・翠準子さんへの合同インタビューであわせて3ページ。インタビューは Blu-ray BOX の発売を記念しておこなわれたもので、 Blu-ray BOX のブックレットに収録された日本語版キャスト座談会と同日同所で実施されたが、内容は異なる。
2024年2月22日更新